【3歳までに要確認!】正常分娩のはずが保険の給付金が支払われた話

きっかけは夫が知人から聞いた話
出産後1年以上経ったころでした。

出産のほとんどは何らかの異常分娩だから、
保険会社に確認したら、入院見舞金とか支払われるんだってー。
Aくん(前職金融系)が言ってた。

えー。そうなんだ。
わたし、2回ともとも母子手帳に「安産」て手書きされるくらいだったからなあ。
(でもお金がもらえるかもしれないなら領収書見よっと)
領収書と明細書を見た結果
公的医療保険の欄に、保険点数がついていた

ん?
出産は全部保険適用外じゃなかったっけ。
どうして自費入院料のほかに公的医療保険の点数がついてるんだ?
明細書には、点滴の名前や「処置」の記載
明細書を見ると、
「処置」の欄には、「子宮出血止血法(分娩時のもの)」と記載が。
「注射」の欄にある点滴や注射の名前をググってみると、
陣痛促進剤なども含まれていました。

よくわからず必須の点滴だと思っていた(陣痛でそれどころじゃなかった)
病院に問い合わせ
出血多量で「弛緩出血」という状態だったということが判明
病院に問い合わせたところ、
1年以上前なのにカルテを確認して答えてくれました。

たぬきさんは、「弛緩出血」だったので、処置をしてますね。
それで入院の欄にも点数が入っています。
・児の娩出後,子宮筋が良好な収縮を来さないものを子宮弛緩症と呼び,このため胎盤剝離部の断裂血管および子宮静脈洞が閉鎖されなくなり大出血を来すものを弛緩出血という.
・弛緩出血(分娩後異常出血)が増悪すると産科危機的出血に至る.産科 DIC(播種性 血管内凝固症候群 Disseminated Intravascular Coagulation)を伴うと,最悪の場合 には母体死亡に至る.

「出血がとても多かった」とは説明を受けたし、
入院中に何度か「眩暈はしないか、本当に大丈夫か」
と聞いてもらったけど、
診断名があるような状態だとは知らずに元気に過ごしていたよ。

こんな大変な症状だったなんて。
「助産師さんも看護師さんもやさし~。ごはんもおいしくてさいこ~」って言ってた。
保険会社に連絡
調べてみると、請求期限は一般的に3年以内が多い
まだ間に合うじゃん!
ということで、保険会社に連絡してみました。

出産時に出血が多くて、公的医療保険を使っていたみたいなんです。

出産はお支払いの対象外なんですよ。
手術したわけではないんですよね。

でも、明細書には、入院の欄に公的医療保険の点数がついているんです。
病院に確認したら、「弛緩出血で処置をした」と言われました。

入院の欄に点数がついているんですか?
それなら出るかもしれません。
書類を送付致しますので、医療機関にて診断書を記入してもらってご返送ください。
最初は、取り付く島もない感じでしたが、
ことがわかると、
スムーズに支払いのための手続きに進んでくれました。

保険の契約内容によっては出ないこともあるよ。
聞くだけタダと思って聞いてみたらいいんじゃないかな。
診断書を書いてもらって返送
診断書を書いてもらうのにはお金がかかる
保険会社指定の診断書を持参し、病院に書いてもらいました。
わたしの病院では5,500円費用がかかりました。
給付金支払いに該当した場合は、
この費用は返ってこないそうです。
そのため、
は確認してから、
診断書を書いてもらう方が無駄にならずに済むと思います。

わたしは、支払事由に該当しなかった場合、診断書作成費用は保険会社負担との説明だった。
損しないしと思ってやってみたよ。
保険金が支払われた!!
知らなかったら損してた万単位のお金。ぜひ確認を!
わたしの場合は、入院日数に応じた額に加えて、
入院時のサポート費用も出たので
50,000円以上支払われました!
知らなかったら全くもらえなかったお金だったので、うれしかったです。

妊娠を機に、万が一に備えて保険に入った人も多いのでは。
解約する前に、3年経つ前に、領収書を確認するのがおすすめ!